セメント
セメントとは、コンクリートを作るための材料の一つで灰色の粉末です。
現在セメントは、そのほとんどがコンクリートとして使われていますが、大別して「ポルトランドセメント」「混合セメント」「特殊セメント」の3つに分けられます。通常、私たちが目にすることが多いのは「ポルトランドセメント」です。
生コンクリート
生コンクリートは通称、生コンと呼ばれるもので、日本工業規格(JIS)の「コンクリート用語」では、レディーミクストコンクリート(Ready Mixed Concrete)と呼ばれます。
生コンをひとことで定義すれば「整備されたコンクリート製造設備をもつ工場で製造され、施工現場に配達されるフレッシュコンクリート」であり、商品として取り扱うフレッシュコンクリートを生コンといいます。
セメント系固化材・混和材
固化材
従来の石灰やセメント等では固化させにくい土質や現場の条件に対応するために開発されたもので、セメントを母材として各種の有効成分を添加したものをいいます。
混和材
コンクリートなどに特別の性質を与えるために練り混ぜの前、または練り混ぜ中に加えられるセメント、水、骨材以外の材料です。混和剤(chemical admixture):混和材の中で使用量が少なく、それ自体の容積がコンクリートの練上り容積に算入されないもので、AE剤、AE減水剤などがあります。
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